弁理士の日記念ブログ企画2021に、普段考えていたことを書いてみた。
「もしも、知財という法的なジャンルが多くの人にとって身近なものになったら。」と、思うことがある。
ネット上では、多くの知財に関する話題や問題を見かける。
知財のニュースや企業の新製品や新技術のニュース以外にも、著作物のコピペ、ネーミングやデザインをパクったのではないかという話し、個人の手作り作家さんの作品と似ている商品の話題など、知財目線で見ると「もし知財の基本的な知識を知っている人だったら」、「もし知財の相談ができる相手を知っていれば」と思うことが少なくない。
「もし当事者が知財の問題ということに気づくことができる知識があれば」と思うこともある。
特許・実用新案、意匠、商標、著作権の基本的な知識が社会に普及すれば、より多くの人が自身の産業財産権や著作権を適切に守ることができるかもしれない。
あるいは、他人の産業財産権や著作権侵害するトラブルが防げるかもしれないし、他人の権利を侵害していない人が「パクリ」と言われてネット上で糾弾される事態が減るかもしれない。
知財の知識は自分の権利を守る手段であると同時に、自分が他人の権利に対する侵害を防ぎやすくする手段にもなると思う。
私の知財業界の夢と希望は、知財の知識を知財業界だけのものにするのではなく、より多くの人が理解しやすい社会にすること。
その結果、産業財産権や著作権といった企業や個人の権利が理解され、知財や弁理士さんの仕事も理解される社会が生まれるんじゃないかな。

